2022カタールワールドカップ・アジア2次予選

▽最新メンバー一覧(21年3月18日発表)

GK
西川周作(浦和レッズ)
権田修一(清水エスパルス)
前川黛也(ヴィッセル神戸)

DF
吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
松原健(横浜F・マリノス)
山根視来(川崎フロンターレ)
畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
中谷進之介(名古屋グランパス)
小川諒也(FC東京)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)

MF
江坂任(柏レイソル)
遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
原川力(セレッソ大阪)
南野拓実(サウサンプトン/イングランド)
古橋亨梧(ヴィッセル神戸)
守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)
川辺駿(サンフレッチェ広島)
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
坂元達裕(セレッソ大阪)

FW
大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)

監督
森保一

【日本代表の基本情報】
最新FIFAランキング:27位(アジア1位)
FIFAワールドカップ最高成績:ベスト16(2002年、2010年、2018年)
AFCアジアカップ最高成績:優勝(1992年、2000年、2004年、2011年)
歴代最多得点者:釜本邦茂(75得点)
歴代最多出場者:遠藤保仁(152試合)

 

引用以上

 

カタールワールドカップへ向けて親善試合を行う代表メンバーが発表された。

2020年からのコロナ渦でほぼすべてのスポーツが影響を受け、例年通りの試合スケジュールまで停止、無観客試合を継続させる中での日本代表戦となる。今回の代表戦で気になるところは中島翔哉と久保建英の二名が抜けている点だ。明らかにワールドクラスの能力を持つ二名を使わない理由は詳細にはわからないが、森保監督のこれまでのコメントでは「コンスタントに試合に出場して結果を残しているかどうか」という問題であったが、試合で結果を残しているかどうかという問題はその選手だけの問題に依存せず、サッカーはあくまでチームプレーで行うスポーツである以上、チームの状態というのも大きく影響している点を考慮すれば、その個の能力を今まで存分に見せてきた久保建英と中島翔哉の不在は大いにサッカーファンを失望させる結果になっているかもしれない。ましてやコロナ渦という異常事態にある中でそれぞれのチームも思うように運用できない点を考慮すれば、今回の代表戦というのは何か特殊な事に挑戦できる最大の好機と言っても良かったのだが、メンバーの顔触れを見ても森保監督がコロナ渦を利用した大いなるチャレンジをした気配も見られないメンバー選考結果と言っても良いのではないだろうか。バルセロナも異常事態が発生している。チームの債務が1500億も超えた上にチームの柱でありシンボルでもあるメッシの放出問題や前会長バルトメウ逮捕の噂、今年中に支払期限を迎える債務額が膨大な事で、国が税金投入でもしなければチームの存続自体が危うい状態であり、CLに出場はしたものの、ラリーガ勢のレアルマドリードもアトレティコもバルセロナも不調で半壊状態という近年稀に見る絶不調と言っても良いだろう。サッカーと言えばレアルとバルサと言われていたラリーガの黄金時代も終焉を迎えようとしている。そもそもラリーガのリーグ内でもその放映権料がバルサとレアルばかりに供給されてきた事で、リーグ内からも不満の声が高まっており、プレミアリーグのようにリーグ全体の事を考えて、リーグ戦の順位に依存した放映権料の配分にはなっているものの、1位でも250億程度、最下位でも100億を超えるプレミアと違って、ラリーガのリーグ経営というのも大幅な改善に迫られているのは間違い無さそうだ。現在まで最も裕福なチームはレアルとバルサであったかもしれないが、リーグ単位で見ると、個々のチームの資産額ランキングを見ても、20位中半分がイングランドプレミアリーグのチームがランキングされているところを見て、リーグ単位で最も資金力があるのはプレミアリーグと言っても良いだろう、そのためにプレミアリーグは最も多くお金のかかる選手が集まり、最も多くのお金がかかる監督が集まって、チームの平均レベルは4大リーグで最も高いと言って良いリーグである。その最も資金力のあるリーグも今回のコロナ問題で試合をいったん停止した事が原因でダゾーンなど膨大な放映権料を払っている企業からの契約不履行で違約金が生じているようだ。スポーツの収入源というのは観客動員よりもグッズ販売よりもスポンサー料よりも放映権料で運営されている額が大きいために、今後のサッカー運営チームもバルサのように経営が圧迫されていく見通しである。その影響が早くも出ているのが選手個々の市場評価額であり、その価格が上昇している選手が居る中で、結果を出せない選手の評価額は例年以上に猛烈な勢いで金額が落ち込んでいるようだ。このプレミアリーグ自体もイングランドにとっては大きな税収源となっているため、多くのイングランド国民の楽しみである事からも、もし何かがあれば国が税金を投入してでもリーグを守る事が予想されるが、選手個々の人生やチームの買収劇など、まだまだ波乱が起こりそうな気配である。日本は森保監督の手腕が疑問視される中でのカタールワールドカップに向けた親善試合、とにかく国外選手ばかりを選んでいた森保監督を指摘していた有識者が多かったおかげか、今回は国内選手が多く選出されているが、川崎の三苫選手が絶好調にも関わらず選ばれていないというのも疑問のある点だが、日本人選手の個々の能力を見て居れば、富安に久保に南野に食野に安倍と、海外のスターチームに所属する事に手が届きそうな選手が増えているところを見れば、日本がベスト8に到達できるのも近い将来なのだろうと信じたい。日本のJリーグも今回のコロナの影響を受けていったんリーグ停止したのちに、降格の無い異例のシステムでリーグを再開したが、4大リーグのような資金力もなく、無観客試合を続けており、観客動員から来る収益も見込めないところを見て、国のサポートを受けるのも日本の場合は難しいのだろうと予想される。日本でも海外でもサッカーにおいて経済上の理由から悲しい知らせを聞く事になるかもしれないが、不思議な事にバルセロナの負債総額1500億を聞いた時には喜びようなものを感じたものである。カタルーニャの希望の星であるバルセロナはサッカー界の倒すべき巨人であり、昔から鎌倉時代の源平合戦において活躍した義経と頼朝の兄弟抗争を見て義経を応援したくなるという判官びいきの性質があるに違いない、CLでバルセロナを当たったチームのファンは毎回悔しい思いをしていただろうと推測できるが、その巨人が弱体化しているのは他のリーグファンからすれば喜ばしいのである。メッシの年俸がチーム運営の大きな負担のひとつになっているため、会長やその他運営者からはメッシを手放すかどうか判断に悩むところであるかもしれないが、メッシがバルセロナ以外のチームでどう活躍するのかも見てみたいものだ、是非プレミアリーグで引き取って欲しいと願う。バルセロナを応援してきた熱狂的なカタルーニャ人はスペインの中の自治州的な存在であり国内で常に悔しい思いをしながら生活して、そのうっぷんのはけ口がバルセロナの常勝だったに違いない、今回の原因を作り出したバルトメウ会長はファンたちから散々に追及されているようだ、もはや戦犯異常に罪が重くなっているのではないだろうか、バルセロナはチーム内の問題が大きくなり多くの有望な功績ある選手を放出する結果になっている、アトレティコへ移ったゴール前の殺人者と呼ばれるスアレスもその一人だ。このコロナ渦の中で今まで溜まりに溜まった膿を吐き出して欲しいものである。今回の代表戦はワールドカップへ向けた親善試合であるが、そのワールドカップの前に東京五輪があり、その五輪もコロナの影響から大会を一年繰り越しているが、どうやら東京五輪は遂行できそうだ。その親善試合もこれから始まるが、相手は強豪南米のアルゼンチン、メンバーを見るとまだそれほど名前があるチームに所属している選手はいないが、毎回必ず有望な選手を放出してくるアルゼンチンだけに、その原石が今回のU23の中にも居るに違いない、その選手たちと日本の若者がどんな試合をするのかも非常に楽しみな次第である、過去に日本は五輪のアトランタで最強と言っても良いブラジルから軌跡の勝利を勝ち取っているが、あの試合は実力で勝利したとは言えるものでなく、圧倒的な力の差を見せつけられながらもキーパー川口が何度も奇跡的なセービングで辛うじて失点せずに済み、その後前線に大きく出されたボールを追うブラジルのキーパーとディフェンダーが接触してこぼれたボールをなんとかゴールに入れる事が出来たという屈辱的な勝利、みっともない勝利だったと言って良いだろう。そのブラジルと常にライバル関係にあったアルゼンチン代表との試合、あれから二十数年経っているが、日本代表のレベルがどこまで上がったのかを確認するための非常に良い機会となるだろう。現在のアルゼンチン選手でも、すでにサッカーの神となったメッシを筆頭に、パリサンジェルマンのディマリアやユヴェントスでクリスティアーノロナウドとポジションを争うパウロディバラなど、世界最高クラスの選手が多い。現在のFIFAランク23位である日本はどこまで戦えるのか。前回のワールドカップではベスト16で止まったが、現在最強のチームであるデブライネやアザールが所属するベルギーと非常に良い試合をして敗退しているところを見ても、これからの日本は期待していいのではないだろうか。日本の選手層で見れば、ミッドフィルダーやセンターバックにサイドバックは海外の一流で活躍する有望な選手たちが続々と出てきているが、ゴールキーパーとストライカーに選手がまだまだ少ない状況で、ライバル的な存在である韓国ではソンフンミンという選手がプレミアリーグで非常に優れた活躍をしている、韓国と日本で比較すれば海外で活躍する選手は日本の方が多いかもしれないが、このソンフンミンというのは今のところアジア人で最もサッカーで活躍した選手の一人と言っても良いだろう。古くは朝鮮の日本統治時代の問題を根拠として韓国は日本に国際法上のルールを破った要求をしたり、貿易上のルールを破ってホワイト国から外された事を根に持ち、慰安婦問題も散々にこじらせて、「黒い傘の下で」を書いたヒルディカン教授や「日本の朝鮮統治を検証する」書いたブランドンパーマー教授にジョージアキタ教授、現在でも慰安婦は売春婦であったという論文を出したハーバード大学のラムザイヤー教授に、韓国内でもソウル大学から「反日種族主義」を書いたイ・ヨンフン教授などにより、韓国側の歴史的な主張というのはほぼすべてが嘘であった事が明白になった事で、日韓の外交関係は過去最悪の状況になってきているためソンフンミン以上の選手を日本もどうにか出したいものである。ソンフンミン以上の存在になり得る見込みがある選手は、南野は最強リヴァプールへの移籍を果たしたが、今だ能力が不足しておりポジション獲得に至れなかったため、サウサンプトンへ武者修行のレンタル移籍、久保建英はレアルマドリードとの契約を果たしたがこれも武者修行のためにレンタル移籍、安倍は潜在能力はあるものの、バルサBで修行中、食野も現在リーグ独走中のマンチェスターシティへ移籍したがこれも武者修行のレンタル移籍、富安は非常に良い活躍をしているのでビッグチームへ移籍する事がささやかれている、レアルマドリードの下部組織には中井が居る。どの選手が飛躍してくるのか今から楽しみである。久保はヘタフェへのレンタル移籍中だが、その個別の能力は見る人を唸らせるものがあるものの、チームの戦略や相性に食い違いが生じているのか、活躍の機会を減らしている。その才能だけを見れば誰もが認めざるを得ないものを持って居るため、レアルマドリードやラリーガに拘らずプレミアのどこかのビッグチームへ渡って欲しいと密に願っている。安倍もバルサBで活躍はしているものの、バルサBは3部リーグであるために、まだまだもっと格の違いを見せつける活躍を継続する必要がある。久保も安倍もドリブラーとしての才能は非常に優れたものを持って居る。食野もレンタル先で格の違いを見せ続けなければ今のマンチェスターシティに戻る事は難しいだろう、現在CLで世界最強に最も違いのはマンチェスターシティであるような印象さえあるチームなので、生半可では監督のペップ・グアルディオラを納得させる事は難しい。サイドバックもセンターバックもこなして活躍を続けている富安が最もビッグチームに近いかもしれない。南野もサウサンプトンで違いを見せなければリヴァプールから放出される可能性がある。