久保建英20億円、欧州期限付き移籍選手の市場価値

久保建英20億円、欧州期限付き移籍選手の市場価値
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/201911140000713.html

同調査機関によると、スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスの5大リーグで期限付き移籍金が最も高い選手は、バルセロナからBミュンヘンに貸し出されているブラジル代表MFコウチーニョで9650万ユーロ(約116億円)となっている。2位はRマドリードからアーセナルに期限付き移籍されているセバージョスで6570万ユーロ(約78億8000万円)と、スペインの2大巨頭の選手となった。

Rマドリードの期限付き移籍選手は上位50人の中に久保建英を含め7選手入っており、5大リーグ全体では10選手が所属している。その市場価値の合計は2億6170万ユーロ(約314億円)と非常に莫大(ばくだい)な金額になっている。同クラブでセバージョスに続く高額はエデゴール(Rソシエダード)で5730万ユーロ(約68億8000万円)。全体のランキングでは3位となっている。そしてアクラフ(ドルトムント)が3900万ユーロ(約46億8000万円)で9位、マジョラル(レバンテ)が2260万ユーロ(約27億1000万円)で23位、オスカル・ロドリゲス(レガネス)が2120万ユーロ(約25億4000万円)で26位、レギロン(セビージャ)が1890万ユーロ(約22億7000万円)で31位、そして久保(マジョルカ)が1700万ユーロ(約20億4000万円)で33位となっている。

引用以上

久保建英の移籍金が公開された。約20億円と発表されているが、今後はどんどん上がっていく事が予想される。ポルトに移籍した中島翔也の移籍金が約44億、サッカー5大リーグに属さないポルトガルのリーグでこの価格であるため、久保がもしレアルに戻る事が出来るほどに活躍が出来れば、40億でも60億でも到達する事が予想される。

マジョルカでも日本代表でも久保の場合は足技で相手を平気で二枚抜きできる技術力とメンタルの強さを持っており、その足技の上手さは、すでにネイマールの領域に入ったか、或いはもうすぐその領域に到達するのではないかと予測される。久保が無難に能力を成長させていけば、そのネイマール近くの移籍金が出てもおかしくはないのではと考察する。先日のマジョルカの試合では、ビジャレアルから3点を奪う快勝を遂げたが、久保はその得点すべてに絡み、スペインの代表的なサッカー誌であるマルカでは、久保は一人のみ最高評価を受けた。

やっと期待通りの結果を出し始めたかと思えば、またしても日本代表の試合が待っている、その試合を終えてマジョルカに戻ってもまた試合に先発するには時差ぼけなどのコンディションを整えるために数試合はベンチスタートになるだろう事が予測される。非常にタイミングが悪い事だが、A代表で招集されて試合で起用されずに終わる事は無さそうなU22の五輪出場を見越した選手起用であるため、次世代のA代表たちとの連携を深めて置くには必要かもしれない。

U22のメンバーはFWの前田大善、MFの食野と安倍と久保、先日のブラジル戦でミドルシュートを二発決めた田中碧、DFの富安と、将来有望な選手が揃っており、過去にボロボロにされたブラジル相手にも快勝しており、東京五輪はベスト4を狙えるのではないかとさえ思えるメンバーが集まった。大いに盛り上がる事を期待したい。