「マドリーの一員となる可能性はほぼない」久保建英は来季もレンタルが濃厚と現地報道!「エメリにうんざりし、ヘタフェでも…」

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レアル・マドリーは、キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)やアーリング・ハーランド(ドルトムント)の獲得を狙っているのは、もはや周知の事実だ。ただ、マドリーの専門メディア『Bernabeu Digital』によれば、コロナ危機により2億ユーロ(約250億円)近い損失が発生しており、大型補強をするのは容易ではない。

そこで重要になるのが、レンタル組だ。マドリーは昨夏も新戦力の獲得はゼロで、GKアンドリー・ルニン(←オビエド)、DFアルバロ・オドリオソラ(←バイエルン)、MFマルティン・ウーデゴー(←レアル・ソシエダ)のレンタルバックが事実上の補強となった。

2月23日、現地メディア『El Desmarqu』のマドリー版は、「夏の(ジネディーヌ・)ジダン監督とフロレンティーノ(・ペレス)会長の問題。レアル・マドリーの“最も安い”補強は複雑だ」と題し、レンタル組9人の現状をレポートしている

引用以上

 

セビージャからヘタフェへ移籍した久保であるが、そのドリブルを代表とした個の能力の高さは光るものがあるものの、状況判断がまだ未発達であるためか、チームの戦術にフィットしていないためか、チームの成績同様に久保の成績も振るわない。将来的にはレアルマドリーのレギュラーとして活躍する事を目標としている久保であるが、それが叶わない場合は何もレアルに拘る必要は無い、プレミアリーグのビッグシックスの一角で活躍し、そのチームの柱となって、久保がチームを引っ張っていく存在になれば、恐らく日本のファンの多くはそこまでレアルマドリーに拘りは無いだろう。

今のところの久保の活躍では、来期のレアル参加は絶望的な状況に思われるが、コウチーニョやハメス・ロドリゲスでさえレアルやバルサと言ったレベルのチームでは活躍するチャンスをほぼ与えられる事が無かったため、他のチームへ活躍の場を見出した。ハメスロドリゲスは日本の漫画であるキャプテン翼を見てサッカーを始めたと公言しており親日家であり、日本代表もここ数年で何度もコロンビアと対戦しているため、日本での認知度も高いが、彼もまたコロンビアという国の国民にとって希望の光であったが、それでもレアル・バルサのレベルでは活躍する事ができなかった。

これは何もそれらの選手たちの能力が低かったのではなく、その時の監督の方針やチームの外国人枠の都合やその他の様々な要因が絡むために実力だけの問題では判断できず。久保に関しても、その自分が所属するチームであるレアルマドリーとの対戦の折、世界最強のCBであるセルヒオラモスを含めた3名のディフェンダーを抜き去ってシュートまで持ち込むという強烈な能力の高さを見せた。ここまで出来る選手は世界を探しても5名も恐らくは居ないだろうと筆者は考えている。その点を鑑みても今のヘタフェで活躍できないのがもどかしく感じる次第であるが、今後の活躍を期待する次第である。